SakushimaIsland’s diary

好きな物について書いていきます。

好きな映画のシーンその①

 

今回は好きな映画のこの場面!を紹介したいと思います。

映画のあらすじなどは割愛させてもらいます。

又、多少のネタバレも含みます。

超名シーンから何となく好きな所まで、ざっくりですが行ってみましょう。

 

 

1.ゴッドファーザー part1

場面「マイケル、初めての殺しの仕事」

 

1発目から文句無しの歴史に残る名作ですね。

この場面はファミリーの報復の為、三男のマイケルがレストランで会食中にターゲット2人を殺害するシーンなんですが、初の殺しの仕事の為か緊張感がハンパないです。

トイレに隠してあるはずの銃が全然見つけられなかったり、トイレに行ったマイケルを待ってるターゲットが「アイツ遅くね?」みたいな雰囲気が伝わってきたり、殺害直前のマイケルの目が泳ぎまくってたり、とにかく映画史に残るヒヤヒヤ具合です。

 

今思えば、この仕事がマイケルの未来を決定づけるような出来事だった気がしてなりません。

 

作品自体は3時間を超える大作ですが、全く長さを感じません。是非。

 

 

 

2.レザボア・ドッグス

場面「雑談〜オープニングクレジット」

 

今まで見てきた作品の中で最も下品で、馬鹿馬鹿しくて、どうでも良くて、イカしたオープニングシーンだと思います。

 

内容は寄せ集めの強盗集団がレストランで駄弁ってるシーンから始まり、マドンナの「Like a Virgin」という楽曲について、タランティーノ監督自らが演じるミスター・ブラウンが永遠とクソくだらない曲に対する解釈を力説します。

この内容が本当に最低で (実はアソコがデカい男とヤッたヤリ○ンの話なんだよ!!みたいな) マジで馬鹿みたいな話ですが、何故か聞いてられます。いや、ホントにクソくだらないです。

その後、他メンバーがウェイトレスにチップをやるかどうかの議論でブチ切れたりして、「何なんコイツら?」感が最高潮に達した時に、ジョージ・ベイカーの「Little Green Bag」が流れ、オープニングクレジットとなります。

これが最高カッコいいです。こんな理不尽なカッコ良さはそう無いです。というかこのオープニング10分が本編で、それ以外はオマケと言っても良いんじゃないでしょうか。それぐらい好きなシーンです。

 

 

3.ノー・カントリー

場面「銃創の治療」

 

 

アカデミー作品賞も受賞している、2008年公開の作品から抜粋です。

 

主人公を狙う七三分けの殺し屋 シガー が激しい銃撃戦の末に負傷し、医療品を揃えてモーテルで自らを治療するシーンとなります。

これは完全に個人的嗜好なんですが、自らを治療するシーンにとても惹かれます。

実際の銃創の治療となると、また医療的には違うんでしょうが、このシガーの治療にあたっての手際の良さ、冷静さが最高です。

特に注目してほしいのが、血を洗い流した後、傷部分に麻酔を打つシーンなんですが、こんなの絶対痛いでしょと感じれるくらいシガーも悶絶しています。それでも声は出しません。殺し屋なんですから例え隣の部屋にいる利用客に不信感や違和感を与えてようモノなら、一気に任務達成難易度がハネ上がりかねないでしょう。

 

このシーンからも彼が相当な知能と判断力を持った殺し屋だというのが分かる大好きな場面です。というより、自らを治療するシーンがある作品 (例:プレデター.処刑人とか)は大体好きですね。完全に好みの話です。

 

 

4.エグザイル/絆

場面「ラストバトル」

 

香港映画界の巨匠ジョニー・トー監督による、ハードボイルドアクションから抜粋です。

敵のアジトに乗り込み、かつての仲間の妻を逃した後、レッドブルの缶を蹴り上げ(なんで?) 最後の闘いが始まります。

激しい血飛沫が舞い、敵味方関係無く乱れ撃ちの攻防の末、一瞬の内に終演を迎えます。

 

イイですねー。 今じゃ古臭い&男臭過ぎて、毛嫌いしそうな方も出そうなシーンですが、僕は大好きなんですよ。現代のウエスタン的なね。一瞬で終わり、敵味方全員死んじゃうとか最高じゃないですか。潔すぎます。今じゃ中々無い濃さだと思います。

作品自体は「何だ!そのこだわり!」みたいなシーンが沢山出てきますんで是非チェックしてみて下さい。ツッコミ所は多々ありますが、スタイリッシュな銃撃戦と友情と男臭さが混じり合った名作です。

 

 

5.ゴースト・イン・ザ・シェル / 攻殻機動隊

場面「市街」

 

押井守監督の1995年公開作品。SFアニメの金字塔である今作は、背景美術の観点でも、とてつもなく素晴らしい場面が盛り沢山です。

 

このシーンは近未来の市街地をただ垂れ流してる、言わば映画本編とはそこまで関係の無い所なのですが、堪らないですよね。

当時の精巧なセル画で描き出された、高層ビルとチャイナタウンのような繁華街の組み合わせはもう全員好きなんじゃないでしょうか。BGMで流れてる民族音楽のような曲も良い味出してます。サイバーパンクとは何かを表している名シーンだと思います。

 

 

 

今回は以上となります。

上記の作品はほとんどが現時点(2020年7月)でNetflixなどの配信サイトで視聴可能だと思いますので、是非ご覧下さい。